お葬式の服装・・・
参加する側は問題ないですが、参加される側としては覚えておきたいルールが有ります。
宗教や地域のしきたり等により、日本全国で比べると若干の違いは有るのですが、一つだけ心得として一貫して言える事が有ります。日本人の考え方の根源ともいえる事でしょうが、
『来賓より格を上げておかなければならない』事です。
格を上げる・・・何故???
謙譲語によるところを考えると分かりやすいのですが「自分を下げることで相手を立てたいとき」に使いますよね?来客にはこの考えが有ることが前提なので、催し事の際は来客は主催者より格を上げて(目立って)はいけないのです。
お通夜の服装
来客
急いで駆けつける必要が有る為、来客は平服で良い(格の高い服装は死ぬ事を準備していた。喜んでいる。)とされており、通常の礼服でOKです。
喪主と親族側
通常の喪服で十分です。もちろん女性ならばパールのネックレス位まではOKですが、金属の飾り等はNGとされています。数字の2は忌数字として、用いてはいけません。ネックレスが2連とか、2重とか、、、、理由は、『死が重なるとして縁起が悪い。』です。
※喪主が女性の場合は通夜の席から着用し、一般的には3親等以内とされていますが地域によっては、親友等ごく親しい間柄で有った場合は着用することも有ります。
~告別式の服装
ここは、気を付けて喪服を選びたいですね。
洋服
黒の帽子、黒の長袖ワンピース、金属の金具などが無いバッグ、黒のストッキング、黒の靴、ですね^^b
しかし、和服をおススメします!なぜかって??それでいいはずなのですが和服の理由は先程記載の通り、基本的に来客は喪主とそのご家族(一般的には3親等以内)より、格を高くしてはいけないのです・・・中にはご高齢者が和装の喪服でいらっしゃる場合に有りがちなのですが、黒のワンピースは格下だと思っている人が結構多い事実・・・そうなると??葬儀も取り仕切れない『ダメ嫁』のレッテルが・・・なんて事にもなりかねません!
和服
黒の色無地5つ紋、他にも色々細かい決まりが有りますので当サイトQ&Aコーナへのリンク先をご参照下さい
大事なことなのでもう一度
催し事の際は主催者より格を上げて(目立って)はいけないのです。
つまり、喪主側の来客への心配りとして来客に恥をかかせてはいけないので喪主とその家族は格を上げておく必要が有るのです。
しかし・・・昨日主人はダブルのスーツ(礼服)で、通夜に参列していましたし。。。。個人的に葬儀にダブルはNGなのですが・・・f^^