着物の着付け小物の収納術
・・・とは言い過ぎかもしれませんが、着付け教室に行く場合、着付けをしてもらう場合、自分で着付ける場合、いずれにしても着付け小物をまとめて収納しておくことは、便利ですし忘れ物が少なくなります。
100円ショップに有る物でOK!
私は100円ショップでも買える、持ち手がついた洋服収納用の収納袋に絶対使う着付け小物をまとめて入れており、常に持って行く物と、お客様のご要望により持って行かないものとに分けて収納しています。
①常に持って行く小物
腰紐3本~5本、裁縫セット、衿芯、伊達締め、コーリンベルト、着物クリップ、クルミボタン付きゴム(髪を結ぶ用ゴム)の7点セットです。
②お客様の着付け内容によって持って行かない小物
前板(帯板)、帯枕、三本組紐、コサージュ、帯締、その他小物・・・・
浴衣と言えど侮る無かれ
浴衣を着る時にも使う小物も有り、当HPにて過去に記載しましたが、『腰紐』がないと、浴衣でもだるんだるんになります。しかも、ネット通販によくある浴衣セットには入っていない事が多い様です。
裁縫セット持ち歩いていますか?
裁縫セットが有れば前述の腰紐がなくて「浴衣が着崩れてしまった」と言った場合位は対処できますので、常備をおススメします。しかし、応急処置にしかなりませんので、私のおススメ収納方法としては、やや大きめの100円ショップでも買える、持ち手がついた洋服収納用の収納袋に①(常備用の裁縫セットとは別に準備)と②を分けてまとめて収納しておけば、『着物を着たい!』って思ったときに直ぐに準備が出来て便利です^^b
又、私は着付け師なのでお客様から帯揚げや着物の色や柄等を伺ってから帯締めを持って行く場合も有りますが、通常は帯締と帯揚げは帯や着物と一緒に保管しておいた方が色も合わせやすくて便利です。それと、特殊な飾り帯結びをしないのであれば、三本組紐は必要ないでしょう。
着付け小物・・・おざなりになってませんか?
誰でも着物や帯など、目に見える物は色を合わせたり、柄を見たりと楽しんで準備しますが、着付け小物となるとおざなりになりがちではないでしょうか?
着物を着る時は自分や近しい方の『ハレ』の日等時間的にも余裕が無くバタバタしている事が多いと思います。そんな時に着付けの小物がバラけていると、ついつい何かしらを忘れてしまいがちです。自分の家で着付けしてお出かけする時には、忘れ物が何であれ、あわてて探しても何とか間に合うと思いますが、着付けをしてもらったり、他所で着付ける時に忘れ物は困りものです。
着付け小物にまつわる失敗談
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お客様の、着付け小物にまつわる失敗談
お客様で数年前、忘れ物に泣いた事が有る方がいらっしゃり、その内容をご紹介します。 娘さんが年女の年に近所の神社の豆撒きをする際、着物を着たいと言い出し、振袖の帯を結べなかったので、着付けをお願いするこ …
忘れ物あるある
忘れる時は、忘れる筈がない物に限って忘れがちです。又、小物類は、着物や帯と違って安価に揃う分、ついつい扱いが粗略になってしまいがちなのでは無いでしょうか?失くさない様、忘れない様、まとめて収納しておくことは準備時間の短縮にもなりますし、出掛ける際の心の余裕にもつながります。「あれはどこにしまったかしら?」の不安と無駄な捜索時間を少しでも軽くして、楽しんで出掛けたいものですね。心の余裕は態度や言葉遣いにも表れるものですので、少しでも素敵な女性になるための一歩だと思ってご参考頂ければ幸いです。
ここから、ちょっと小ネタです。
そうは言っても、着物に不慣れで腰紐買い忘れた!や、衿芯ってなに?買ってないよ~・・・って方は
この、リンクの記事を参考に乗り越えてみてください♪