お客様で数年前、忘れ物に泣いた事が有る方がいらっしゃり、その内容をご紹介します。
娘さんが年女の年に近所の神社の豆撒きをする際、着物を着たいと言い出し、振袖の帯を結べなかったので、着付けをお願いすることにしたそうです。
当日までにお母様が、着物、帯、帯締め、帯揚げ、草履、髪飾りまで完璧に揃えていたにも関わらず、当時は小物類をまとめていなかったとの事で、着付けに行くのにささっと風呂敷に包んで向かわれたそうです。そこで、伊達締めと帯枕を忘れていたことに気づかれましたが私が準備していましたのでその時はレンタルで何とかなりました。しかし、お母様が、『それにしてもこんな物を忘れるなんて…。』と、娘の大事なハレ舞台で忘れ物をしたことにショックだったそうです。
この失敗談から、「小物類は普段からまとめておく」というマイルールを作ったそうです。