そんな事はありません。つけ下げは訪問着を略した着物で、戦時中に派手なものが禁止になり訪問着も禁止になった為考案された訪問着の代わりの着物と言われています。近年では訪問着に近い位華やかなつけ下げも有るようです。詳しくは後日書き込むとして、訪問着の特徴をまとめました。
- 既婚者でも未婚者でも着る事が出来る準礼装の着物
- 絵羽模様(縫い目をまたぐ模様)
- 模様が華やかになる様に着物が完成した際は、衿、肩、裾に模様がつながる様に染める前に仮仕立てを行います。
- 三つ紋か一つ紋を入れておくと、格が上がります。
小物合わせなどのポイントは
- 帯→袋帯や格の高い名古屋帯
- 伊達衿→着物や帯と合わせてすっきりと
- 帯締め→着物と同系色で親和性を持たせて
- 帯揚げ→着物や帯と合わせて華やかに
- 半衿→正式な場では白を!
華やかな着物ですが、年齢に関係なく好みで柄等選んで良いと思います。洋服と違って、派手に見えても帯や小物合わせにより所作等のその人の雰囲気で受ける印象が変わる様な気がします。