色留め袖は、黒以外で『染めた』留め袖の事で、黒留め袖と同格の第一礼装ですが、最大の違いは『未婚の女性でも着る事が出来る』です。正式には5つ紋を入れますが、略式で3つや1つにすることもあります。まとめると、
- 背中心、両胸、両外袖に紋(略式で3つや1つ紋でも可)
- 未婚の女性でも着る事が出来る
- 身内以外の結婚式や別格の訪問で着用
- 帯→金銀地の格調高い袋帯
- 帯結び→二重太鼓
- 長襦袢、半衿、帯揚げ、帯締め、足袋は白で統一
- 扇子→金銀地の黒骨を必ず持つ
です。個人的には、参加する式典やパーティーの格式に応じて、帯揚げ、帯締めは淡い色で合わせても良いと思います。